【R18】村からの脱出
なす術もなく言葉通り立ち尽くしていると、突然後ろから股の間に硬いモノが宛てられた。ソレは太くドクドクと脈打ち、敏感な部分を掠めるようにワレメを何度も擦り上げてくる。
最初こそ恐怖でしかなかったのだが、徐々に狭い空間に発情したメスの匂いが充満し始めた。一定のリズムで前後運動を繰り返すモノに合わせ片脚を上げると、ソレは入り口に引っかかってヌルリと抜けてしまう。まるで誘うように、焦らすように。
我慢ができずに自ら腰を動かすと、一気にナカが満たされた。あまりの気持ち良さに逃げようとする腰を、誰かが腕を回して阻止してくる。さっきまでの穏やかなリズムとはうって変わり、荒々しく奥を突き上げる激しい動きに目の前がチカチカと弾ける。
「はげ、しっ、もっと、ゆっく…ぅ、あ、あぁ!」
肌をぶつけられるたびに体が震えガタガタと空間が音を立てる。まるでロッカーの中で犯されているようだ。
『ならば、この空間はどこかに繋がっているのかも』
そんな考えは、ナカに熱いモノを吐き出されると同時に訪れた絶頂にかき消されてしまった。
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一面に広がる田んぼと高い山。ぽつぽつとかやぶき屋根が見える。
誘われるかのように、そちらへ向かって歩き出した。
どうしてこんな場所にいるのか。何も思い出せない。
…なぜ、こんなに体が重いのだろう。
■■■
脱出を目指すゲーム📚的なアレ。基本、理不尽。
選択によってはエンドが重複する場合も。
人外(獣、蟲など)、ホラー、無理矢理等あります。
和風を中心に闇鍋です。
村の入り口でニコニコと笑う中年女性に出会った。
「迷子ですか?それなら、この先にある犬山さんか猫田さんのお屋敷を訪ねてみてください。どちらかはいらっしゃると思いますので」
(犬山)
「ようこそいらっしゃいませ。お茶でも飲みながら、お話を伺いましょうか」
目の前には薄っすら湯気が立つお茶と美味しそうな羊羹がある。
(猫田)
「いらっしゃい。迷子?なるほど。この水晶を覗き込んでご覧。占ってあげるから」
占い師だという目の前の人物は妖しげに目を細める。
食べた途端、体が動かなくなってしまった。
「うん。なかなか美味ですね」
脚を左右に大きく持ち上げ、犬山が股間に鼻を押し当ててきた。下着の上からペロペロと舐めていた舌はいつの間にか布地をずらして直接ワレメに触れている。
延々と続くその愛撫に何度もイカされてしまった。
遠のいていく意識の中で、何かの音が聞こえた気がした。
適当な理由をつけて断ると、残念そうな顔をされてしまった。
「もうすぐ日も沈みます。今日はうちに泊まっていってください。世話役にうちの使用人をお付けしましょう」
そう言って犬山が手を叩くと、障子が開いて二人の男性が入って来た。
少し小太りの中年男性が狸森、若い糸目の男性が狐島というらしい。
水晶を覗き込んだ途端、視界がぐにゃりと歪んだ。
何も考えることができず、言われるがままに服を脱いで胸元をさらけ出す。
「なるほど。感度は悪くなさそうだ」
胸を掴まれ、ざりざりとする舌が先端を舐め上げる。時には吸ったり噛まれたり、左右を交互に愛撫され続け堪らず声を上げてイッてしまった。
胸だけでイッてしまったのが面白かったのか、それから数時間も胸だけを弄られ続けた。
遠のいていく意識の中で、何かの音が聞こえた気がした。
シャンシャンと小さく鳴っていた鈴の音が徐々に大きくなり、次第に頭の中全体に鳴り響くかのように広がっていく。
思わず頭を抱えて目を瞑り、次に目を開けると景色が一変していた。
神社のようだ。神主姿の男性が二人、箒を持って近づいてきた。
「大丈夫ですか?」
にっこりと笑う白い肌の男性が蛇谷で、体格のいい男性が有馬というらしい。
ピーヒャラと高い笛の音が聞こえる。意識がそちらに引っ張られる感覚がして、視界が暗く閉ざされていく。
気が付くと、神社の境内に立っていた。
「大丈夫ですか?」
心配そうな顔をして、二人の男性が近づいてきた。
作業着の男性が伊盛で、のそのそと歩いてきたのが牛嶋というらしい。
(狸森)
「こちらが今日お泊り頂く客室です。何かご質問などはございませんでしょうか?」
旅館のような和室に案内され、一通り室内を見渡した。隣の部屋にはすでに布団が敷かれているのが見える。
そういえば、と口を開いた。
(狐島)
「ここが泊まってもらう部屋っす」
旅館のような和室に案内され、一通り室内を見渡した。隣の部屋にはすでに布団が敷かれているのが見える。
「部屋にあるものは自由に使ってもらって大丈夫っす。何ならひと眠りしてもらっててもいいっすよ。夕飯が出来たらここにお持ちしますんで」
トントンという音がドンドンという重い音に変わっていく。それと共にギュッと心臓を握られているような感覚がして、意識を手放した。
気付いた時には公民館の前に立っていた。
「どうぞぉ。お入りくださぁい」
ねっとりとした声で手招いているのが本影で、白杖を手にしているのが葎というらしい。
(蛇谷)
「良かったら神様にお参りだけでもしていってください。きっとあなたをお導きしてくださいますよ」
説明された御祭神はいずれも聞いたことがない神ばかり。
(有馬)
「俺が車で家まで送ってやろう。ついてこい」
そう言って有馬は背を向けた。
家の場所もまだ説明してないのに。
(伊盛)
「はぁ。迷子ですか。それはそれは…。ちょっとついてきてもらっていいですか?」
首にかけたタオルで汗をぬぐい、伊盛は池の向こうを指さした。管理小屋だろうか。小さな木の建物がある。
(牛嶋)
「んあ?迷子?めんどくせえ…。あぁ、あんたが悪いわけじゃないのは分かってる。…いや?悪いのか。まぁいい。案内してやる」
牛嶋が指さした方向には薄暗い森が広がっている。
「ご案内しましょう」
そう言われ、小屋の中に案内されて入った途端、狸森の態度が一変した。
有無を言わせぬ力で押し倒され、なす術もないまま服をどんどん剥ぎ取られていく。
「こういうことを、するための、小屋なんですよっ」
膝の上に乗せられ、下から突き上げられている体が跳ねる。浮いた体が落ちるたびに太い肉棒がナカを擦って奥を突き、目の前がチカチカと明滅する。
「いやー、お客様の方から誘って頂けるとはねぇ。ありがたいことです」
腰を振り続ける狸森の声が遠くなり、大きな絶頂に体を震わせると同時に気を失った。
気が付くと、道のど真ん中に立っていた。
右と左に道がある。
「あちらのお部屋には絶対に近づかないように、お願いいたします」
口角を上げ、しかし目元は一切笑っていない表情でそう言うと、狸森は部屋を出て行った。
近づくなと言われてしまったが…
「いやいや。お客人にそんなことさせられないっすよ」
狐島は慌てて顔の前で手を振った。その表情は意外なものを見たような、不思議そうな顔をしている。
「いい人っすね…。これは……たくなるな」
ボソボソと何か呟いた狐島は、二ッと笑うと顔を近づけ耳打ちをしてきた。
「忠告っす。もし、夕食の膳に桃があっても食べないように。いいっすか?絶対に、ですよ」
時間が経って、美味しそうな匂いと共に部屋に食事が運ばれてきた。デザートにと桃の皿もある。
運んできてくれた狐島に先ほどの言葉の真意を尋ねたいところだが、一緒に来た犬山がやたらと残さず食べてくれと勧めるものだから聞くに聞けない。
お言葉に甘えて布団に入ったところ、眠気はすぐにやってきた。それだけ疲れていたのだろうかと考えたのも一瞬で、意識は暗い闇の中に落ちていく。そして…
ズンと奥を突かれる感覚に、下腹部から甘い痺れが全身に走った。グチュ、グチュと粘着質な音がするたび、その痺れは大きな快感となり思わず腰を揺らしてしまう。
暗闇の中で誰かに抱かれている。これは夢。きっと、疲れているからエッチな夢を見ているだけ。
『寝てるくせに腰振って、いやらしいっすね。いいっすよ。ぐっちゃぐちゃになるまで犯してあげますから、一緒に気持ちよくなりましょーね』
現実のような夢の中で、ケラケラと笑うその声に何度も何度も頷いた。
(本影)
「ささ、どうぞぉ」
こちらへ、と促された部屋は電気もついておらず家具があるかも分からないほど暗い。どこからか流れてくる風は湿っぽく、入るのを躊躇してしまう。
先に部屋に入った本影が振り返り、その目が催促するようにぎょろりと動いた。
白杖を持って歩く葎は、杖を使わずともスイスイと廊下を歩いていく。慣れている場所だからなのか、視覚にハンデを負っているようには到底見えない。
考え事をしながら歩いていたからか、廊下を曲がったところで葎の姿を見失ってしまった。
慌てて廊下を進んでみるが誰の姿もない。横を見れば、外に出る大きな窓が開いている。土の庭があり、小さな花壇も見える。
「そうですか。ざんねんです。では、有馬さんに送ってもらって帰りなさい」
横を見れば、体格のいい男が不愛想にこちらを見下ろしている。
「お前の家はここで間違いないな?」
ガタガタと田舎道を走り、車が止まったのは雑草に囲まれた広場の真ん中にポツンとある古い一軒家だった。
「他人の厚意は、ありがたく受け取るものですよ」
そう言ったのは、有馬ではなく蛇谷だった。次の瞬間、蛇谷の姿が大きな大蛇に変わり飛び掛かってきた。器用にも服を一枚づつ剝ぎ取り、ヌルヌルとした長い体が直接肌の上を這う。
全身に巻き付かれて締め上げられ、呼吸が辛い。それなのに分泌物を塗り込まれている箇所からどんどん体が熱くなり、苦しさの中にある甘美な快感が脳内をそれ一色に染めていく。
「さて、楽しみましょうか」
股の間を前後に擦っていた部分からトゲのような突起が飛び出し、ぶすりとナカをついた。立ったまま上下に揺すぶられ、苦しいはずなのにはしたない声が止まらない。
何度イっても蛇の拘束は緩むことがなく、意識がなくなってもそのまま犯され続けた。
……
…
「…[USER]、…[USER]」
誰かの呼ぶ声が聞こえる。
男は人が良さそうにも見えるが、どことなく胡散臭かった。
丁重に断って神社を出ると、舗装もされていない砂利道が左右に続いている。
薄暗い森を指さされた途端、半ば本能だろうか、体が勝手に走り出していた。
ここにいては危ない、そう感じた予感は間違いではなかったと今なら分かる。
「手間をかけさせるな、めんどくせえ」
そう言って後ろから牛嶋が腰を強く打ちつける。奥を突き上げられて体がビクビクと跳ねた。太い木の幹にしがみついていなかったら立っていることさえできていないだろう。
「また逃げられたら面倒だし、腹がタプタプになるまで注いでやるよ」
ガクガクと絶頂する背中を押さえつけられ、硬さの衰えない肉棒が休みなくナカを犯す。
激しい責めにいつの間にか気を失い、目を覚ました場所は…
右の道に進むと古めかしい民家があった。
表札には「磯目」とある。
左の道に進むと古めかしい民家があった。
表札には「矢森」とある。
言いつけ通り奥の部屋には近づかず、室内から庭を眺めて過ごしていると、しばらく経って夕飯が運ばれてきた。
旅館の夕食のような豪華な食事がテーブルに整えられ、食べ終えた頃にガラスの器に盛られたデザートが置かれた。それは辛うじて匂いで桃だと判別できるものの、茶色くジュクジュクしていて一目で腐っていると分かる。
これは食べられない、食べてはいけない。と思うものの、にこにこと笑う犬山に鼻先まで器を近づけられ、間近で匂いを嗅いだ途端口の中で涎が溢れ出てきた。甘ったるく美味しそうな匂いが鼻腔を通り脳を侵食する。文字通り甘い誘惑から視線が外せない。
目が覚めると何もない空き地に倒れていた。
通されたはずの和室もなく、そもそも犬山の屋敷すら存在しない。雑草が所々に生えているだけのただの空き地だ。
周りには木々が立ち並ぶ暗い森しか見えない。
どこかから水の流れる音が聞こえる。
あまりの不気味さに、思わずその場を逃げ出してしまった。
無我夢中で砂利道を走っていると、分かれ道に差し掛かる。二つに分かれた道は右と左に続いている。
恐る恐る足を踏み入れると、後ろで入り口の閉まった音が聞こえた。真っ暗な闇の中、じっとり重い空気がまとわりついてくる。
「久しぶりの人間ですねぇ」
突然耳元で囁かれ、驚きのあまり腰が抜けてしまった。逃げたいのに、ガクガクと震える足は役に立ちそうにない。腕だけの力で床を這う体の上に、何かが覆いかぶさってきた。
べちゃりと背中全体を覆うように圧し掛かってきたソレは明らかに人間の形ではない。両手を上から押さえつけてきているのも、カエルの手のように弾力性のある平たく冷たい手のひら。
「さぁ、いーっぱい卵を産んでくださいねぇ」
床に押し付けられたまま、硬く長いモノに犯され続けた。
待っていれば、ついてきていないと気づいた葎が戻ってきてくれるだろう。
そう考えて立ち止まっていると、どこからともなく生温かい風が吹いてきた。深いな温度が首筋をなぞり、思わず身震いする。
その風に乗って、誰かの声のようなものが聞こえてきた。お経のようにも思える。
外に出て花壇に近づこうとしたところ、落とし穴に落ちてしまった。土が柔らかかったのか、落ちたところに周りの土が流れ込み、これではナマ首状態だ。
そのうち誰かが気付いてくれるだろうと息を吐いた時、地中に埋まった脚の間で何かが動いた。最初は気のせいかと思ったのだが、その何かは明確な意思をもって肌を這い、全身を愛撫し始めた。
逃げようにも全身が埋まっているためどうすることもできない。
脚を大きく広げられ、開いたワレメに硬いモノが侵入してくる。胸ももまれ、先端を何かに舐められているようだが、全く把握することができない。何をされているのか、次に何をされるのかもわからず、否応なしに犯されているのに体は悦んでいる。その快感を受け流すこともできず、ただただ花を見つめながら喘ぎ続けるばかり。
美しく咲いた花にだらしないアへ顔を晒しながら何度もイカされてしまった。
……
…
気が付くと民家の前に倒れていた。表札の名は…
「他人の厚意を無碍にするとは、躾がなってないな」
ピシッと鋭い音が鳴る。皮膚を切るような痛みに顔を上げて振り返ると、有馬が鞭を手に立っていた。
いつの間にか全裸で近くにあった木に手をつき、お尻を有馬に向かって突き出している。身に覚えのない状態に視線を動かすと、また有馬の鞭が背中を打った。その瞬間、一気に駆け抜けた快感に全身が震え出す。
痛みが全て快感に置き換わる。打たれるたびに甘い声が漏れ、開いた脚の間からはいやらしい蜜が止めどなく溢れ続けている。
「叩かれて感じてるのか?この変態ド淫乱め」
止まない鞭の責めと、最後には有馬の剛直に後ろから犯され、数えきれないほどイカされた後に気を失った。
……
…
気が付くと狭い板張りの部屋に寝かされていた。いつの間にか巫女服を着せられている。
格子状の木の扉と古くぼやけた掛け軸がある。
「お前の家はここで間違いないな?」
さらに田舎道を走り、車が止まったのは古びた木造の駅舎だった。
左の道に進むと古めかしい民家があった。
表札には「磯目」とある。
右の道に進むと古めかしい民家があった。
表札には「猿井」とある。
目覚めるとそこに牛嶋の姿はなく、裸の体が木にくくりつけられていた。太い木の幹に後ろ手にされた上半身を縛り付けられ身動きもとれない。
辺りは不気味な静けさに包まれていたが、しばらくするとザワザワと草木が揺れる音が聞こえてきた。だんだん近づいてくる。雑草をかき分け、姿を現したソレに息を飲んだ。
巨大なヒルのような生き物の群れが近づいてくる。ねちょねちょと這い寄るそれらはあっという間に肌を埋め尽くし、全身のあらゆる個所に吸い付き始めた。どれだけ頭を振っても足をばたつかせても外れない。悲鳴をあげる口さえも塞がれてしまった。気持ち悪さで胃からこみ上げてきた物が喉奥に押し戻され粘液と共に再び胃の中に落ちていく。
徐々に体が熱くなり、へこへこと勝手に腰が揺れる。こんな状況でも感じてしまう自分にポロポロと涙が零れる。
「も…、…い、かな…」
入った途端、穴の中に落ちてしまった。
グチャリと粘ついた音と感触。ミミズのような何かが大量に蠢いている。狂ったように叫び藻掻くが、掴む物も支えもない体はなす術もなく沈んでいくだけ。
全身のいたる所をチクチクと何かが刺し、そのたびに腰が跳ねる。ナカに侵入しようと、穴という穴を押し広げられている感覚に身を捩って抵抗するがまるで歯が立たず、むしろ全身を包むミミズのようなものに体を押しつける形になってしまう。
時間が経つにつれ、恐怖一色だった叫び声には甘さが混ざり始め、いつの間にか頭の中は快楽のことだけに塗り替えられてしまった。
……
…
気が付けば狂いそうなほどの快楽の時間は過ぎ去り、山の中にあるけもの道に倒れていた。月明りしかない暗闇の中で、一か所だけ光が見える。
中には入らず、別の家も確認することにした。
左の道に進むと古めかしい民家があった。
表札には「矢森」とある。
中に入ると壁の柱が目に入った。梁の部分にお札が貼られている。
横を見れば少しだけ開いた障子がある。向こうに何があるかは暗くてよく見えない。
中には入らず、別の家も確認することにした。
右の道に進むと古めかしい民家があった。
表札には「磯目」とある。
森を進んでいくと、足を滑らせ谷底に落ちてしまった。
幸いなことに怪我も痛みもなく、命に別状はない。ただ、最悪なことにそこは触手たちの棲み処だった。
「う、ぁ…っ、いやぁっ、あァ、ンんっ」
両手足をまとめて宙に吊られ、何の抵抗もできないまま太い触手に奥を突かれている。
頭がぼうっとしているせいか、嫌悪感や苦しさはまるでなく、ただただ気持ちがいい。太い触手のピストンを手助けするように、ヌルヌルとした周りの触手が全身を這い回り粘液を擦り込むように体を揺らす。
気が付けば、目の前に差し出された触手を夢中になってしゃぶりながら白い粘液を飲み下し、何度も何度も全身を震わせていた。
……
…
気が付くと、道のど真ん中に立っていた。
少し先には駅が見える。
水の音を辿ると流れの緩やかな川に出た。
向こう岸には小屋が見える。川の深さはパッと見る限りでは分からない。ただ、真ん中に大きな岩があるから、最悪そこに掴まれば溺れることはなさそうだ。
右の道に進むと古めかしい民家があった。
表札には「烏丸」とある。
左の道に進むと古めかしい民家があった。
表札には「猿井」とある。
「帰りたい!帰らせて!」
そう叫んだ途端、ハッと目が覚めた。見覚えのある天井、見覚えのある目覚まし時計は深夜二時を指している。
内容は忘れてしまったが、悪い夢を見ていたようだ。寝汗が酷い。このまま寝てもスッキリできるとは思えない。
この際…
耳を傾けてみると、それはまさに読経だった。その声は徐々に数を増し、直接頭の中で鳴り響いてるかと思うほどの大音量になっていく。
おかしいのはそれだけではない。木魚の音が鳴り響くにつれ、体の熱が高まっていく。立っていられなくなった体を廊下に投げ出し、気づけば自分の手を服の中に入れ胸の先端と陰核を弄っていた。
「なん、でっ、ぇ…」
激しくなっていく読経と共に、自分の指もさらなる高みを求めて核心を激しく責める。
なんて罰当たりな…そう思いながら、何度イッてもおさまらない熱を静めようと、無心で指を動かし続けた。
気が付くと…
表札には「小鼬」と書いてある。
開いている玄関からふわりと香りが漂ってくる。スッキリと心が洗われるような香りだ。
表札には「冬貂」と書いてある。
開いている玄関からふわりと香りが漂ってくる。心が落ち着く、芳しい香りだ。
掛け軸を調べると、裏側に大人一人が通れるだけの穴があった。
中は暗く先が見えない。
入った途端、穴の中に落ちてしまった。
グチャリと粘ついた音と感触。ミミズのような何かが大量に蠢いている。狂ったように叫び藻掻くが、掴む物も支えもない体はなす術もなく沈んでいくだけ。
全身のいたる所をチクチクと何かが刺し、そのたびに腰が跳ねる。ナカに侵入しようと、穴という穴を押し広げられている感覚に身を捩って抵抗するがまるで歯が立たず、むしろ全身を包むミミズのようなものに体を押しつける形になってしまう。
時間が経つにつれ、恐怖一色だった叫び声には甘さが混ざり始め、いつの間にか頭の中は快楽のことだけに塗り替えられてしまった。
……
…
車のクラクションが聞こえ、我に返った。横断歩道のど真ん中で立ち止まってしまっていたようだ。慌てて頭を下げ、赤信号を渡り切った。
この先には駅がある。
何をしにここに来たのだったか…
中には入らず、別の家も確認することにした。
右の道に進むと古めかしい民家があった。
表札には「猿井」とある。
入った瞬間、脳を直接かき混ぜられたかと思うくらい視界と思考がグラグラと揺れた。
気が付けば…
「おい!さっさと動け!」
…旦那様が怒っている。食事の用意が遅れているからだ。
はい、ただいま。と味噌を溶くのを再開させるが、お玉を持つ手が震えて上手くできない。後ろに立つ旦那様がぴったりと腰を密着させてナカを突き上げてくるからだ。気持ちい所ばかりを責められて全然料理に集中できない。
ガクガクと震える膝のせいで手が滑り、お玉を床に落としてしまった。熱々の味噌汁が飛び散り床を濡らす。
「舐めて床をきれいにしろ」
旦那様に言われた通り、四つん這いになって床をペロペロと舐める。その間も旦那様は腰を掴み、パンパンと肌を打ちつけてくる。
「だんな、さまっ、も、もうむり、ですっ、もう、もう、ゆるし…っ」
ドクドクとナカに注がれ全身が悦び絶頂する。それだけで旦那様のモノはおさまらず、床に這いつくばったまま何度もナカに出されてしまった。
中には入らず、別の家も確認することにした。
左の道に進むと古めかしい民家があった。
表札には「磯目」とある。
気持ちの悪い巨大なヒルの大群に穴という穴を犯され、意識がどんどん遠くなる。それでも、朦朧とした頭に浮かぶのは「帰りたい」という願いだった。
……
…
気が付くと、自宅のソファーで横になっていた。窓から沈みかけの夕日が見える。
うたた寝をしてしまっていたようだ。夢を見ていたような気がするが、内容までは覚えていない。
キャンプファイヤーのように、大きな炎がごうごうと燃えている。その火を囲み宴を繰り広げているのは、どうみても人間ではない。
獣の姿をした化け物たちが食べ物を手に酒を飲み、そして…人間の女を犯している。辱められているのは一人や二人ではない。何人もの女の影が炎の光に揺れている。
泣き叫び逃げ出そうとしている者もいれば、複数の化け物を相手に恍惚の表情で腰を振っている者もいる。
近くにあった踏み台を寄せ、上に乗って手を伸ばした。その瞬間、体を柱に押し付けるようにして後ろから誰かが抱きついてきた。突然のことに何もできないうちに、胸を鷲掴みにされ硬いモノが最奥を突き上げてくる。両手を壁に押さえつけられ、逃げることもできない。
ピッタリと密着され、揺さぶられるたびに足元がグラグラと揺れる。耳元を舐める舌はトカゲのように細く長い。
相手の顔も見れないまま、何度もナカに種付けをされてしまった。
家には入らずそのまま進んで行くと、道の両側に畑が続く道に出た。背の高い大きな葉が畑一面に広がっている。
前を向くと、道のど真ん中に人が立っていた。
少し待っただけですぐに電車はやってきた。一両編成の電車だ。乗客は数える程度で、空いていた一番後ろの壁際に座った。
心地よい電車の揺れにウトウトとまどろんでいたところ、突如として意識が現実へと引き戻される。
これだけ席が空いているにも関わらず、いつの間にか男が隣に座っていた。しかもその手は堂々と胸を揉み、先端をカリカリと引っ掻いている。他の乗客は全員、目も合わそうとしない。
さすがにイラつき、その手を払いのけようとした瞬間、ズンと体の奥を何かが突いた。それは何度も前後に動き、浅い所を擦ってまた奥を突く。まるで何かに犯されているようだ。
「乳首を触られただけでそんなに感じてるのか?」
勘違いした痴漢男は調子に乗り、ついには服の中に手を入れて直接胸を触り始めた。さらにはシャツをたくし上げ、露わになった先端を口に含んで舌先で弄ぶ。
「ちがっ、はなし、て…っ、や、ァ、あっ」
胸を嬲り続ける男に合わせて、下腹部がカクカクと揺れる。
さっきまでの触手がナカに残っているようだ。それが一番奥にある入り口をこじ開けようとナカで暴れ回っている。
自然と開いた脚の間に男が体を割り入れ、カチャカチャとベルトを外し始めた。
「そん、な、やめっ、この状態で入れられたら…っ!」
どうなってしまうか分からない。
その言葉は聞き届けられず、男の肉棒が深々と突き刺さる。それと同時にぐるりと目を回し、理性までも飛ばしてしまった[USER]は意識のないまま男に犯され続けた。
次に目が覚めた時、目に飛び込んできたのは
少し気持ちを落ち着かせたいこともあり、トイレの個室に入って便器に腰を下ろした。その瞬間、ナカを何かに突き上げられた感覚があり、慌てて自分の股間を見下ろして目を見開いた。
触手が生えている。しかもまだ生きているのか、ビチビチと身をくねらせ内壁を擦り前後運動を繰り返している。
悲鳴を飲み込み、慌ててソレを掴もうとするがにゅるにゅると滑って上手く掴めない。掴めたかと思うと身を固くしナカで膨らんで抵抗を示してくる。それを何度も繰り返していたのだが…
「や、だ…、こんなの、こんなの、で…っ」
まるで触手を使って自分で自分を犯しているかのような錯覚に陥ってきた。自分の手で触手を抜き差しさせて、気持ちの良い場所を何度も刺激する。普通では考えられない状況なのに、背徳感に背中がゾワゾワと粟立ち、ナカがキュッと触手を締め付ける。
気付けば便器の上で大股を広げ、何度も触手を抜き差ししては絶頂を繰り返していた。
川の流れは見た目では分からない。危険なことはすべきではないと判断し、川を流れに沿って上流へと歩き始めた。
すると、一人の老人に出会った。羊野というらしい。
家に案内してくれるらしい。
川は思っていたりも深く、真ん中あたりは腰が完全につかるほどだった。服を脱ぎ、慎重に岩沿いを進んで行く。
ちゃぷん、と水面が音を立てる。その瞬間、さらさらと流れていた川が流れを止め、粘度のある液体となって脚に絡みついてきた。それはまるで人間の手のようにいやらしく肌を撫でまわし、クチュクチュとワレメをなぞってくる。
「ぃ、いや…、やだっ、やめて…っ」
恐怖で震える足を奮い立たせ、渡り切れないならせめて岩の上に登ろうとするが、足首を掴まれ逃げることができない。それどころかワレメをなぞっていた液体が入り口を徐々に押し広げるにつれ、アソコがじわじわと熱を帯び始めてきた。
「は…、ぁ、いや、いやぁ…」
ついにはゴポリと何かに奥を突き上げられ、水中に体がふわりと浮く。
次第に荒々しく波立つ水の中で、なす術もなく何かに犯されることになってしまった。
中に入ると、家主であろう男が出迎えてくれた。
全身黒ずくめの男だ。
「こんにちは」と膝を曲げ、視線を合わせて挨拶をしてくれた。
中には入らず、別の家も確認することにした。
左の道に進むと古めかしい民家があった。
表札には「猿井」とある。
中には入らず、別の家も確認することにした。
右の道に進むと古めかしい民家があった。
表札には「烏丸」とある。
広い和室にいた。立派な調度品が並ぶ部屋で、左右には襖が並んでいて壁と反対側は障子になっていた。
どうやらお寺の一室のようだ。先ほどの読経と同じなのか、隣から声が聞こえる。併せて誰かのすすり泣く声も。
そんな場所で、[USER]は作務衣を着た男に押し倒されてしまった。助けを呼ぼうにも、騒げば隣で行われている別れの時間を邪魔することになってしまう。そう躊躇ってしまった隙をつかれ、男は畳の上を這って逃げようとする足を持ちあげ硬くなったモノを強引に押し入れてきた。
思わず上がりそうなった声を手で押さえ、身を捩って抵抗するがまるで敵わない。
男に抱きかかえられ、何度も奥を突かれているうちに隣から聞こえる声がどうでもよくなっていく。ただただ気持ちいいものが欲しくてたまらない。それでもなんとか男に唇を重ねて声を飲み込む[USER]は、読経が終わっても男に犯され続けていた。
気が付くと男の姿はなく、隣の部屋からも声は聞こえなくなっていた。
ふと、体の一部に違和感があることに気付く。
狭い和室の中央に太く長いディルドがそそり立っている。
それを見た途端、開いた口の端から涎が垂れ始めた。
「は…、これ、これ…ほしい…いれたい、いれたいいれたいいれたいいれたい…」
服を脱ぎ捨て、ディルドを舐めて濡らす[USER]はもう正気ではなかった。周りの何も目に入らず、ディルドをナカに埋め無我夢中で腰を振っている。
「あひっ、ひンっ、あ、あぁ…あ、もっと、きもちいいの、もっとぉ」
虚空を見つめ舌を垂らし、自分の両胸を揉みしだきながら突き出す姿は完全に理性を手放した本能だけで動くメスの姿。
そんな様子を見ている者がいることに気付かず、何度も叫びイキ続けた。
いつしか気を失ってしまっていたようだ。
気が付くと…
入ってみると、部屋の中央に丸い香炉が置かれていた。外で嗅ぐよりも強い香りが鼻腔をくぐり肺を満たす。その香りのせいなのか、次第に頭が朦朧とし始め、ふらつく体を支えきれずにその場に座り込んだ。
「いらっしゃい」
知らない男の声が聞こえるが、体が思うように動かず、顔を上げることすらできない。
「じゃ、服を脱ぎ、自分で脚を持って広げるんだ。いいと言うまで、閉じてはいけないよ?」
その言葉に体が勝手に動き出す。頭では嫌だと思っているはずなのに、体は何のためらいもなく膝を抱え、湿ったワレメを声の主に見せつけるように股を開いた。
薄ら笑いを浮かべた見知らぬ男がぺロペロと舌を動かし顔を近づけてくる。
「いや…やめて、やめて!」
口から抵抗の言葉が出るのに、体はすんなりと男の愛撫を受け入れてしまう。むしろカクカクと腰を振って悦んでいる。
足を閉じることを許されないまま、何度も嫌だと叫び、それ以上の回数、舌だけでイカされ続けた。
この家には入らず、他の道を見に行こうとしたのだが、足が向かったのは家の中だった。自分の行動が理解できない。
部屋の中には細く煙が立ち昇る香炉と、敷かれた布団がある。そして、その布団の上で知らない男が自分の肉棒を見せつけるように胡坐をかいていた。
「さぁ、自分から腰を下ろすんだ」
その言葉に勝手に体が反応し、服を脱ぎ始めた。目を見開いて抵抗の言葉を口にするが、脚を広げ男に跨る自分の行動を止められない。
男に言われるがまま、首元に腕を絡ませ腰を振ってしまう。
「なん、でっ、やめて!とまって!…ゃ、いやぁ!」
どれだけ叫んでも、何度イッても、ナカに出されても。男の指示がない限り、気持ちいい所を擦り付けて揺れる腰は止まらない。
半ば意識を失った状態でも、[USER]は男にしがみついてイキ続けた。
目を覚ますと男が…
入ってみると、部屋の中央に丸い香炉が置かれていた。外で嗅ぐよりも強い香りが鼻腔をくぐり肺を満たす。その香りのせいなのか、次第に頭が朦朧とし始め、ふらつく体を支えきれずにその場に座り込んだ。
「よく来た」
男の声が聞こえるが、体が思うように動かず、顔を上げることすらできない。
「服を脱いで、ケツをこっちに向けろ」
その言葉に体が勝手に動き出す。頭がぼんやりとしていて何も考えられない。それが正しいのか間違っているのかも分からず、言われるがまま四つん這いになって声の主に向かってお尻を向けた。
いきなり太く硬い玩具を突っ込まれ、体が震える。さらにもう一つの穴には男の熱く硬いモノが押し込まれた。
二つの穴を同時に犯され涎を垂らして喜ぶ[USER]は、その後も男のいいなりとなって犯され続けた。
この家には入らず、他の道を見に行こうとしたのだが、足が向かったのは家の中だった。何故か頭がぼんやりして自分の行動が理解できない。
家の中には一人の男がいて、こちらを見てニヤニヤと笑っている。
「ここで一人でヤって見せろ」
短い男の言葉に体が勝手に動き出す。男に見えるように足を広げて指を添え、上はシャツの裾を咥えてブラをずらして胸もあらわにする。
そうやってからいつものように指を動かし始めると、すぐに体は昂ってきた。見られているからか、いつも以上に快感が強い。我慢できずに大きな声を上げて果ててしまうと、嘲るような笑い声で男が覆いかぶさってきた。
「もっとヨガリ乱れろよ」
一気に奥を突かれ、それだけでまたイッてしまった[USER]は、男の言葉通りはしたなくヨガリ、腰を振って犯され続けた。
そうだ、買い物に行く途中だった。
思い出し、歩き出したのだが、何か体がおかしい。疲れているわけでもないのに次第に鼓動が早くなり、体が熱を持ち始めた。特に下腹部がジンジンと疼く。まるで発情しているみたいだ。
しばらくそのまま歩いてみたものの、やはり耐えきれず、ひと気のない路地裏に入って壁に背をつけた。
疼きはどんどん大きくなり、自分でも分かるくらいに下着が冷たくなってきた。もう耐えきれないと手を突っ込み、指を添えたところで感じた違和感。
何かがナカにいる。入り口の浅い所を何度も擦り上げ、奥をゴツゴツと突いて暴れ回っている。
「いやっ、なに、コレ、たすけて、誰か、助けてっ」
指を奥に入れ掴もうとするがクチュクチュと音が鳴るだけで何も掴めない。何とか腰を振って捻り出そうとするがそれも失敗。
足を踏み入れた途端、いきなり後ろから誰かに首輪をつけられてしまった。
首輪に繋がった鎖を強く引かれ、玄関に倒れこんだところに男たちが数人がかりで襲い掛かってくる。恐ろしさから抵抗もできず、言いなりになるしかない。
尻尾のようなプラグを後ろの穴に入れられ、四つん這いにさせられたところに硬い肉棒が入ってくる。突かれるたびに鎖を引っ張られ、苦しさに喘いだ口には別の男のモノが突っ込まれた。他の男たちは自身のモノを扱き、顔や髪を白濁で汚してゲラゲラと笑っている。
そのまま何度もナカに出され、次第に意識が遠くなっていく。
家には入らずそのまま進むうち、いつの間にか日が落ち暗くなっていた。
森の中を彷徨っていると、異様な光景が目に飛び込んできた。
キャンプファイヤーのように、大きな炎がごうごうと燃えている。その火を囲み宴を繰り広げているのは、どうみても人間ではない。
獣の姿をした化け物たちが食べ物を手に酒を飲み、そして…人間の女を犯している。辱められているのは一人や二人ではない。何人もの女の影が炎の光に揺れている。
泣き叫び逃げ出そうとしている者もいれば、複数の化け物を相手に恍惚の表情で腰を振っている者もいる。
入った途端、ぐにゃりと空間が歪んだ。見ていた景色が突如として狭く赤黒い空間に変わっていく。足元を見ると、大量のミミズのような生き物。体が沈んでいっているのか、ソレが這いあがって来ているのか、どんどんと足が下から飲み込まれていく。
余りの気持ち悪さに叫んで逃げようとするが、脚はすでに動かせない。あっという間に首元まで飲み込まれてしまった。
「ひ、いやぁ!だれか、だれかたすけて!たすけてぇぇ!」
狂ったように叫ぶが、大量のソレがその口を塞ぐ。グチュグチュと口内で動き回り、苦い粘液が喉の奥に落ちていく。さらにはソレは前後の穴、そして胸の先までも犯し始めた。
ただただ気持ち悪い。そんな感情で懸命に耐えようとしていたのだが、徐々に体に変化がでてきた。
ソレが動くたび、時折ビクッと体が跳ねる。その間隔は次第に短くなり、十分と経たない間にはっきりとした快感に変わった。
こんなので感じるはずがない。そう思っていた[USER]は、三十分後には涙を流しながら恍惚の表情で腰を揺らし続けていた。
正気は…
家には入らずそのまま進んで行くと、道の両側に畑が続く道に出た。背の高い大きな葉が畑一面に広がっている。
前を向くと、道のど真ん中に人が立っていた。
声をかけると、男は少しだけ不思議そうな顔をして首を傾げた。
しかし、すぐに口元に三日月形の弧を描く。
『いあちれあk…?』
森の中にある一軒家に案内された。後ろには大きな工場が見える。
客室に通され、美味しそうなケーキとお茶を差し出された。
こんな場所で会うなんて、どうしても胡散臭く思ってしまう。
言葉を選んで誘いを断ると、老人は嫌な顔もせずに頷いた。
「ところで、猫田さんに会いましたか?」
這う這うの体で小屋の中へ逃げ込んだが、体にまとわりつく透明な液体から逃げ切れたわけではなかった。
スライム状になったそれは指の間までも埋めるように全身を舐め回し、あらゆる穴に潜り込んでグチュグチュと奥を突く。口の中をいっぱいになるまで塞がれているのに、苦しさよりも快感が勝ってしまう。
寸でのところで正気を保っていた[USER]だったが、細く伸びたスライムが耳の穴から潜り込んだ瞬間、ぐるりと白目を剥いて全身を痙攣させ始めた。
最後に視界に映ったものは…
何とか岸までたどり着き、小屋に入るよりも先に息を整えようと草むらに向かった。…のが悪かった。
何かに犯される姿を釣り人たちに見られていたようだ。興奮しきった三人の男が口を塞ぎ、手足を押さえつけてくる。有無も言わせずいきなり硬い肉棒を突っ込まれ、足をばたつかせて抵抗するが、何度も突かれるうちにその気力も失われてしまった。
冷えた体がどんどん熱くなり、次第に理性が快感に溶かされていく。
いつの間にか塞がれていた口は自ら肉棒を咥え、喜んでお尻を振るメス犬に成り下がっていた。
……
…
いつの間に気を失っていたのか、気づくとそこは…
男の目を見つめ、助けてくださいと口にした。そこまでは覚えている。
「お願いする態度というものがあるでしょう?」
男の諭すような穏やかな声に、ぼんやりとする頭のまま、止まっていた指を動かし始めた。玄関先で全裸になって、自分の乳首を指先で弾いてグニグニと潰す。M字に開いた脚の間からはトロトロと蜜が垂れて床を濡らしている。
男が言うように、お願いするのならちゃんと誠意を見せなくては。もう片方の手で秘所をクチュクチュと弄り、男に見せつけるように開いて腰を揺らし続けた。
「おねがい、します…。おねがい、おねが…」
男はいやらしい笑みを浮かべたままじっとこちらの指の動きを眺めている。
そういえば、何をお願いするのだったのだろうか…
「いいぞ!もっと逃げろ、もっと逃げろ!」
どこを走っているかも分からない暗闇の中で、狂ったように笑う男の声が追いかけてくる。
捕まれば何か良くないことが起きる。確信に近い予感に、無我夢中で走り続けた。
家には入らずそのまま進んで行くと、道の両側に畑が続く道に出た。背の高い大きな葉が畑一面に広がっている。
右を向くと小さな旅館のような建物が、左を向くと下にさがる階段が見えた。
中に入ると、家主であろう男が出迎えてくれた。
全身黒ずくめの男だ。
誰かが亡くなったのか、簡易な祭壇の前に窓の開いた柩が置かれている。導かれるようにフラフラと玄関を上がってそれに近づいて行く。
いつの間にか真っ黒な着物を身にまとっているが、どうしてだか疑問に思わない。
散々イカされたあと、飽きたのか男はどこかに行ってしまった。
自由が戻った体で外に出て、またフラフラと道を歩いていると、最初に会ったあの人に出会った。
いつの間にか気を失っていたようだ。
気が付くと、家の中にひとり取り残されていた。
自由が戻った体で外に出て、またフラフラと道を歩いていると、最初に会ったあの人に出会った。
狂いそうになるほどの恐怖と快感の中、まだ辛うじて正気は残っている。たとえ抵抗する力はなくても。
朦朧とする意識の片隅で何かの音が聞こえてきた。スマホのアラームのようにも聞こえる。
ケーキは今まで食べたことがないくらい美味しい。不思議な甘い匂いと触感も滑らかな白い生クリーム。食べ進める手が止まらない。しかもどういうことか、食べても食べてもケーキはなくならない。
夢中になってケーキをかきこむ興奮が、いつの間にか性的な興奮に置き換わっていく。フォークを持っていた手は秘部を掻き、生クリームを舐めとっていた口は羊野の肉棒を咥えている。いつからこんな状態だったのか分からない。
「ん、んっ、おいひい、おいしい、ですっ」
ただ、本能のままに美味しいモノを求めて口を動かし続けていた。
口に含んだお茶は、飲んだことのない味がした。香ばしい香りが鼻に抜け、程よい苦みが喉を通り落ちていく。
不思議な味だと思いながら、二口、三口と飲み進めていくうち、湯呑を持っていた手が震え出した。震えはすぐに全身に広がり、握力のなくなった手から湯呑が滑り落ちる。座ってもいられず、倒れこんだ視線の先に零れたお茶が黒く広がっていくのが見えた。
ニヤニヤと笑う羊野が覗き込んでくる。もはや、声を上げることもできなくなっていた。
質問に「いいえ」と答えると、老人は少し考えこみ手提げ袋から何かを取り出した。
「これを覗いてみてください」
差し出されたのは透明の水晶玉だ。
そこは廃旅館のようだった。人の気配はなく、玄関扉も崩れ落ちている。薄暗い館内に一歩足を踏み入れただけで埃が舞い、かび臭い匂いが鼻をつく。
時代錯誤な黒電話と『大浴場』と書かれた看板が目についた。