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ここは夕凪の国。狭間の国ともいわれている。 この国はいつになっても夕方で、たまに思い出したように夜が朱を黒く染め朝日が昇り、海はいつでもしねむるように凪いでいて、思い出したように波を立てる。ここに節操はない。そんな些細なことは誰も気にしない。皆が皆、ただ自由気ままにゆらりぶらりと生きるだけ。/創作のお供にどうぞ。
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