ゆず

   sh さんのための薄暗い感じのワードは 「虚ろな人生」 です。

どんな風に解釈するかはあなた次第。

   sh さんはこわいような夕焼けが夜に飲み込まれていったとき、精肉店で的外れな予想の話をしてください。

いつご　　の新刊
『明日の僕も君に会いたい』
── 抱き締めて。それだけで息が止まりそうなほど幸せ。

いつご　　　　　の新刊
『朝焼けに溶け落ちた夢』
── ある日、突然独りになった。

　　　テト　　は悪魔に夜闇に乗じて襲われ、丘の上の古城へと拉致監禁されました。

「お前のようなクズがやりそうなことだ」
　悪魔は、未だ冷静な態度を崩さず罵ってくる　　テト　　を見て、「ああ、ずっとこんな風にしたかった」と顔を赤らめました。
　　　テト　　は無理矢理口移しで飲まされた睡眠薬で気を失い、再び目覚めると目の前に大きな姿見が置かれています。鏡に映った自分の喉元からうなじにかけての執拗な噛み痕が、まるで首輪のように赤黒く残っていて、　　テト　　が悲鳴を上げると「とても似合っている」と悪魔の優しい声が聞こえ、背後から抱きしめられました。

　さあ、調教をはじめましょう。

「やめろ、触るな……ッ！　っひ、あぁ……！」
　両手両足を触手に絡めとられ身動きができない状態で、一際太い一本が　　テト　　の後孔を舐めるように這い回り、浅く突き入れると催淫粘液をぐぽぐぽとお尻へ注入していきます。
「嫌だ！　たすけ、お父さ……！　っあ、なにこれ……おなか、あっつ、　……ふぁ、あっ！？」
　下腹の違和感にそこを撫でると突然猛烈な快感が押し寄せ、　　テト　　は一瞬気を飛ばしました。再び意識を取り戻した時には既に、身体中を粘液まみれの触手が這いずり、イボ付き触手に奥深くまで侵入され凹凸で性感帯を擦られています。その度身体が跳ね、たまらず喘ぎ叫びます。

　その後　　テト　　は、自分から男を求めるまでバイブを挿れられたまま延々放置され、毎日食事に媚薬を混ぜられ、そして悪魔の目の前でかわるがわる他の男に犯されイくたびにお仕置きとして乳首に豊胸注射をされ胸がパンパンに腫れ上がり感度良好乳首から母乳を吹き出し気が狂うほど吸われ続けて、徐々に目から光が消えていきます。

60日後……

　　　テト　　があまりに暴れるので、悪魔は　　テト　　の大切な人も攫ってきて、さきにこちらを快楽堕ちさせました。　　テト　　の前で犯され身体をくねらせてイき続ける人を見て、　　テト　　は大粒の涙をこぼし、なんでも言うことを聞くから正気に戻して欲しいと懇願してきました。悪魔は　　テト　　の頭を優しく撫で「最初から言うことを聞いていればこんなことにはならなかった」と繰り返し言い聞かせました。以来　　テト　　は従順になり、悪魔はもちろん、かつて大切に思っていたあの人とも『悪魔の言うことを聞いて』まぐわい、腰を振り求め喘ぎ続けます。

さらに6日後……

　強すぎる快楽に晒され続けた結果、　　テト　　の感覚が鈍り、ほとんど廃人状態になりました。一日中ぼうっと遠くを見るような目をしては、時々笑ったり叫んだりします。もう悪魔以外誰のことも目に映しませんが、他の男達にマワされ犯されている時には、欲望の受け皿になることを喜ぶように身体の全てを使い、男達全てを満足させ屈服させます。　　テト　　を悦楽の現人神と崇め奉る新興宗教が出来はじめているのを、悪魔は楽しげに眺めています。

　快楽で心をドロドロに溶かし、悪魔は　　テト　　から契約の言葉を引き出します。
「寿命が尽きた暁には、この心も身体も全て、貴方に捧げます。だから一生、幸せにしてくださいね？」
　悪魔は上機嫌で　　テト　　の言葉に頷き、最初の望みを聞き取ろうと耳を傾けました。世界中の金銀財宝でも、はたまたこの世の破滅でも、望むもの全てを君に。

首輪に繋がれ、身を庇いながら すすり泣く 　テト　　　　　　　　　　　　は かわいそうで かわいい