梅乃

××××年、世界は海の藻屑と化した。さぁ、生き残るために人々は残された地を奪い合い争うでしょう。

聖府により管理され、思想統制され、誰もが幸せに安全に暮らすことのできる世界。誰もこの幸せに疑問など有りはしない。しかし、そうではなかった。生まれながらに病や障害などを持ち不幸と認定された者、思想統制にかからない者は差別され、政府により地下で暮らし労働をすることを強要されていた。ある日彼らは聖府に逆らうべく、名も無き武装集団を作ることにした。

文明開花の音がする。時は明治時代、めまぐるしく変わりゆく世の中で変わることのない、誰も知らない島があった。その島の名は『鬼ヶ島』。そこでは鬼と人間が共存していた。創作診断です。御自由にお使いください。(鬼)人より寿命が長い。角がある。植物を司っており体の一部に植物を生やす。(島民)島に住み着く人間(陰陽師)島の外から来た人間。鬼が奇病の原因、又は鬼が薬の材料になると討伐しようとしている(花喰病)発症後体の一部が咲き始め満開になると体を覆い尽くし死に至る奇病(蝶)患者の最後を看取り亡骸の後処理をする忌み仕事